AKB48岡田奈々 卒業でケジメ 俳優と熱愛報道 自ら名乗った風紀委員にブーメラン
AKB48の岡田奈々(25)が23日、自身のツイッターを更新し、グループからの卒業を発表した。卒業時期は未定。岡田は19日に文春オンラインで俳優・猪野広樹(30)との熱愛が報じられており、「裏切るような行動」をとったとして「幻滅させてしまいごめんなさい」と謝罪した。2012年の加入から11年、グループの中心的役割を担う大黒柱が自らケジメをつけた。
熱愛報道から3日、岡田が卒業という形でケジメをつけた。
ツイッターに文書を掲載し「週刊誌の件でお騒がせしてしまい、多大なるご迷惑をおかけしたこと、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。「自分なりによく考え、しっかりとけじめをつけることに決めました」などとつづった。
活動11年。スキャンダルと無縁で、風紀委員を名乗った。17年の選抜総選挙のスピーチではメンバーの“スキャンダル”について苦言を呈したこともあったが、ブーメランとなってしまった。「こうして嘘をつくような形になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と自省しつつも、「当時の自分の言葉には嘘は1つもありません」と訴えた。
決断に際し、スタッフからは「卒業の必要はない」と慰留されたという。ただ、スタッフとの話し合いを何度も重ね「自分で決断しました」と責任を背負った。グループやファン、メンバーらを「愛している気持ちは本物です」とし「幻滅させてしまいごめんなさい」「こんな人間でごめんなさい」と自らを責めた。
この日、岡田はテレビ東京系で生放送された音楽番組「テレ東音楽祭2022冬」に他のメンバーとともに出演し、新曲「久しぶりのリップグロス」を披露。ツイッター更新後の出演だったが、普段と変わらぬパフォーマンスを貫いた。
卒業の時期は未定で、来年のソロツアーは変わらず実施予定という。12月8日の結成17年を目前に控え、グループに激震が走った。