森保ジャパン勝利にNHKも歓喜 関東平均視聴率35・3% 22年全番組トップ

 勝利を喜ぶ日本代表イレブン(撮影・金田祐二)
 
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 歴史的勝利に日本列島が沸いた。サッカー日本代表が23日、W杯初戦でドイツから大金星をあげた。優勝4度をかぞえる強豪相手に2-1で逆転勝ちをおさめた「ドーハの奇跡」。一夜明けた24日も興奮は冷めやらず、芸能界からも歓喜と祝福の声が相次いだ。NHKで放送されたドイツ戦の視聴率は関東地区で平均35・3%、瞬間最高40・6%を記録。今年1番の数字をたたき出した。(数字はビデオリサーチ調べ)

 強豪・ドイツを逆転で破ったサムライブルーへの国民の熱狂度が、数字になって表れた。

 中継したNHK総合の平均世帯視聴率は関東地区で35・3%、関西地区で30・6%を記録した。瞬間最高視聴率は関東が40・6%、関西が37・1%で、いずれも試合が終了し、選手らがピッチ上で歓喜する時間帯だった。前半戦は苦しい戦いを強いられたが、後半は逆襲に転じ歴史的勝利を収めた瞬間を多くの人が目に焼き付けた。

 関東地区での35・3%は、民放を含めて今年放送された全番組の中でトップに。2月20日にNHKで放送された北京五輪カーリング決勝の29・2%を大きく上回った。W杯での日本戦平均視聴率では歴代19位だった。

 NHKの林理恵メディア総局長(59)はこの日、同局で開かれた会見で「本当に大勢の方にご覧いただきまして、そして日本の待ちに待った日本代表初戦で勝利を収めたということで、感無量で胸がいっぱいです」と所感を述べた。

 今大会の全64試合を無料生中継しているインターネットテレビ局「ABEMA」は、ドイツ戦を生中継した23日の1日での視聴者数が開局以来初の1000万を突破し、開局史上最高数値となったことを発表。22日に開局以来最高視聴者数更新を発表したばかりだったが、2日連続での記録更新に。同局の藤田晋社長(49)は自身のツイッターで「昨日のアベマ過去最高視聴数は大きく更新しました」と報告した。

 日本代表の第2戦にあたる27日のコスタリカ戦は、テレビ朝日系列地上波とABEMAで生中継される。日曜日で試合開始はゴールデン帯の午後7時。テレ朝関係者は「世間では(平均視聴率が)50%くらいいくんじゃないかと言われているので、全試合を放送しているABEMAさんと一緒に盛り上げていけたらと思っております」と鼻息を荒くした。

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