ＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」は次回２７日に、第４５回「八幡宮の階段」が放送される。二代鎌倉殿源頼家（金子大地）の次男公暁（寛一郎）が、叔父の三代鎌倉殿源実朝（柿澤勇人）と北条義時（小栗旬）襲撃を計画。事前に察知されたが…北条、三浦の陰謀が絡まり、鎌倉最大の悲劇を迎える。

　三浦義村（山本耕史）は、公暁をたきつけたが、北条側に察知されたことに気づき、計画を中止。しかし公暁は止められず…。三浦は公暁が実朝と義時を討ち果たした場合に、これに乗じる策に出た。

　しかし実朝の右大臣拝賀式のため、雪の鶴岡八幡宮に入った随行者は、太刀持ち役の義時を含め６人の予定だったが、実際の映像では１人少ないように見える。

　公式ＨＰの次回予告では、三浦義村が弟たちの前で「三浦は終わりなんだよ！」と困惑したように声をあげている場面や、状況的に義時とみられる人物に肩をポンと叩かれ、振り向いた顔が、驚き強ばっているシーンも。義時が「私にはもう敵はいない」と言い切る声が流れている。

　ネット上では「次回予告の取り乱した義村、肩ポン」「肩ポンされてる」「義時が肩ポン→義村振り向く→義時にやり」「公暁が将軍も執権も暗殺したと思い込んでた時の肩ポンな可能性」と、義時討ちを目論んだ義村にとっては恐怖の場面になると予想する投稿も。

　義時を討ち損ねたと知った義村が、口封じ、あるいは義時の圧力を受けて公暁を討たされる流れと予想する見方も出ている。

　【第４５回「八幡宮の階段」】

　京から大納言ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源実朝（柿澤勇人）の右大臣拝賀式。泰時（坂口健太郎）が警固をする中、公暁（寛一郎）は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村（山本耕史）。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時（小栗旬）と時房（瀬戸康史）。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源仲章（生田斗真）が迎えて整列すると、牡丹雪が降り積もる中…。