広瀬すず「流浪の月」で最優秀女優賞 W主演の松坂桃李が最優秀男優賞

 女優の広瀬すず(24)が26日、都内で行われた、国内映画賞レースの先駆けとなる「第14回TAMA映画賞」の授賞式で、最優秀女優賞を贈られた。

 対象作「流浪の月」はW主演した松坂桃李(34)が同男優賞、恋人役だった横浜流星(26)が同新進男優賞を受賞し、3冠を獲得。誘拐事件の“被害女児”となった過去を持つヒロインを演じた広瀬は「生きてきた中で一番心が弱ってましたね。何を見ても苦しくて、割と混乱してました」と振り返った。

 李相日監督とは「怒り」以来のタッグ。厳しい演出で知られるだけに前作では初日に1カットも撮影できぬまま終わったといい、「今回は初日に撮れたってだけですごい安心して」と笑顔だった。

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