「鎌倉殿」三浦義村の「襟」にネット悲鳴 悲劇の連鎖に「地獄で濃密」
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で27日、第45回「八幡宮の階段」が放送された。二代鎌倉殿・源頼家(金子大地)の次男・公暁(寛一郎)が、叔父にあたる三代鎌倉殿・源実朝(柿澤勇人)を鶴岡八幡宮で襲撃し殺害した。北条義時(小栗旬)も狙われていたが、直前に義時から太刀持ちの役目を強引に奪い取った源仲章(生田斗真)も討ち取られる形となった。
その後、義時は公暁の計画に加担した可能性のある三浦義村(山本耕史)を追求。「公暁が義時を狙っていたことについて「知っていたのか?わたしに死んでほしかったのではないのか!!」と強く迫った。義村は「知っていたら、おれはその場であいつを殺していたよ」と否定。しかし、去り際に襟を直していた。
前週の「審判の日」で、義時は義村が襟を直すのは「言葉と思いが別」の時のくせだと指摘していた。義時は義村の北条に対する敵意を確信する形となった。
義村は助けを求めてきた公暁を殺害。義村が出した首桶の中身を確認した義時は「北条と三浦が手を携えてこそ」とあえて宣言。幼いころから仲の良かった2人も本格的に腹の探り合いをしなければならなくなった。
ネットからは「実朝、切ない」「素晴らしく地獄で濃密」「怖かった。以上です」と心をえぐられる視聴者が続出。緊張の糸が張り詰めた義時と義村のやり取りに「襟を直しやがったぞアイツ。」「三浦が襟…」「襟を直した 哀しいね」と「襟」に衝撃を受けた声もあふれていた。