急逝YOSHIさん遺族の思い受けオーディション継続 日テレ幹部「新たなバンドメンバー」
日本テレビの社長定例会見が28日、都内の同局で開かれた。会見に出席した沢桂一取締役は、5日に交通事故で19歳で急逝した歌手で俳優のYOSHI(本名佐々木嘉純=ささき・よしずみ)さんについて言及した。
YOSHIさんは、X JAPANのYOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション番組「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」に参加し、ボーカルとして合格。同局系「スッキリ」やオンライン動画配信サービス「Hulu」などでオーディションの最新情報を随時放送してきた。
沢取締役は、YOSHIさんの遺族と話し合いをしたことを明かし「YOSHIさんの未完成の楽曲を完成させたい、バンドを継続して新しいボーカルを迎えて前に進んでほしい」という思いを受け取ったという。さらにYOSHIKIとも話し合い、オーディションの継続を決定。すでにYOSHIさんに代わる男性ボーカリストの募集を開始している。
沢取締役は「男性ボーカリストの募集をかけて、選考を行って新たなバンドメンバーを決定します。その模様は『スッキリ』、『Hulu』でお伝えして参ります」と話した。