“ブラック”KARA 7年ぶり日本見参「本当に光栄」 K-POPブーム先駆者が新たな一歩

 今年9月に活動再開を発表した韓国の女性アイドルグループ・KARAが29日、大阪市の京セラドーム大阪で開催された世界最大級のK-POP授賞式「2022 MAMA AWARDS」に出演した。KARAとしての来日は2015年9月以来、7年ぶり。レッドカーペットに5人そろって登場し、久々のカムバックを華々しく飾った。

 大人の雰囲気を漂わせるブラックコーデでレッドカーペットに登場した5人は「こんにちは、KARAです!」と韓国語であいさつ。日本デビュー時にも出演した同イベントを復活の第一歩に選び、ギュリ(34)は「カムバックの舞台がこの授賞式で本当に光栄です」と話し、スンヨン(34)も「大きな意味のある舞台」と意気込んだ。

 07年に韓国で、10年に日本でデビュー。「ヒップダンス」が人気を博した楽曲「ミスター」などヒットを連発し、K-POPブームの火付け役となった。しかし、15年のアルバムリリースを最後に活動は停滞。16年には事実上の解散状態となっていたが、今年9月にデビュー15周年記念アルバム「MOVE AGAIN」を引っ提げて、活動再開を発表した。

 約7年のブランクを経て、ヨンジ(28)は「ファンの皆さんに本当に会いたかった」と感慨。「すてきな舞台とアルバムを持ってきました」と胸を張り、ニコル(31)も「香水のようにすてきな舞台になる」と笑顔を見せ、自信をのぞかせた。

 最後はジヨン(28)が流ちょうな日本語で「KARAが日本に来て、皆さんに会うのもすごく久しぶりなんですけど、5人で7年ぶりに皆さんの前で歌って踊って、頑張ってパフォーマンスをするので、楽しみにしてください」と宣言。その言葉どおり、代表曲「Lupin」「STEP」「ミスター」のメドレーで観客を魅了し、新たな一歩を踏み出した。

 イベントにはKARAの他、LE SSERAFIM(ルセラフィム)、JO1、Kep1erらも出演した。

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