杉田水脈政務官「命に関わる女性差別は存在しないという趣旨」塩村あやか議員追及で
総務省の杉田水脈政務官が30日、参院予算委員会で立憲民主党の塩村あやか議員から14年の内閣委員会で「女性差別は存在しない」と発言したことを確認され「命に関わる酷い女性差別は存在しないという趣旨」と説明した。
塩村議員は、杉田政務官の過去の発言を指摘し「性暴力被害者にどんな落ち度があるのか、女性はいくらでもうそをつけるんでしょうか」と質問。杉田政務官は「ご指摘の私の過去の発言、性暴力被害者に対して申し上げたことはまったくございません。女性はいくらでもうそをつける、それは蔑視する意図は全くございませんでした」と発言。
また「14年10月15日の内閣委員会で女性差別は存在しないと発言していますが、間違いないか?」と聞かれ、杉田政務官は「その言葉の趣旨でございますが、私も国連の女子差別撤廃委員会などを経験しております。その中でも申し上げたかったのは、命に関わる酷い女性差別は存在しないという趣旨」と説明。議場では「ええ」「DVだってあるじゃないか」などの声が上がっていた。