三谷幸喜氏 縮れ毛丸めがねで菊池寛を完全再現で受賞「ここまでした受賞者がいたでしょうか?」
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脚本家の三谷幸喜氏(61)が2日、都内で行われた、最も創造的な文化活動を行った者に贈られる「第70回 菊池寛賞」贈呈式に“菊池寛スタイル”で登壇した。
縮れ毛に丸めがね、ヒゲを生やした見た目は、会場にある菊池寛のポスターそっくり。客席が笑い声でざわつく中、何食わぬ顔で目録を受け取った。
受賞スピーチでは、中学生時代から「似ている」と言われ続けていると明かし「受賞式のため髪形を変え、メガネを買って、眉毛も整えました。ここまでなりきろうとした受賞者がいたでしょうか?」と、おとぼけ。
放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が評価されたことを受け「菊池先生は『つまらない現実よりも面白いウソ』とおっしゃいました。これは大河ドラマでの一番のモットーでした。今は見た目しかマネできませんけど、ゆくゆくは第二の菊池寛といわれるようになりたいと思います。見た目ふざけてしまったので、まともな感じでまとめてみました」と笑いを誘った。