竜雷太「なんて寂しい」三田村邦彦も悲痛 渡辺徹さんと「太陽にほえろ!」共演者が追悼
俳優の渡辺徹(わたなべ・とおる)さんが11月28日午後9時1分、敗血症のため都内の病院で死去していたことが2日、分かった。61歳。
渡辺さんのデビュー作となったドラマ「太陽にほえろ!」で共演した俳優陣も、その早すぎる死を悼んだ。
「ゴリさん」役の竜雷太(82)は「なんて寂しいことでしょう。『太陽』では徹君は一年生、私は恐い先輩。徹君が一から育ち、輝いていくのを目の当たりにしていました」と回顧。「『私が怖くて私が殉職する迄はスマートな体型だった』などと言われて、随分前に『俺、いじめたかなぁ?』と訊いた事がありました。『冗談でしょう』と笑って答えてくれました」とエピソードも明かし、「その笑顔がまだ目の前にあります。君には笑顔がよく似合う。もう直ぐそっちで楽しい一杯がやれそうだよ。楽しみに待っててくれよ。じゃあな」と結んだ。
「ジプシー」役の三田村邦彦(69)は「彼に言いたい事、話し合いたい事、山ほどあります。今はただただご冥福をお祈りします」と悲しみをうかがわせた。