ジャニーズＪｒ．ユニット「ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓ」の井上瑞稀（２２）が、来春上演されるミュージカル「ルーザーヴィル」（来年３月５～２２日、東京・新橋演舞場。４月６～１６日、大阪・松竹座）で、単独で舞台に初主演することが３日、分かった。ジャニーズＪｒ．ユニット「７　ＭＥＮ　侍」の本高克樹（２３）が仲間役で共演する。

　初ミュージカル、単独初座長公演に挑む井上は「不安やプレッシャーもありますが、素晴らしい共演者の方々やスタッフの皆さまと協力しながら、良い舞台を作り上げていきたい」と武者震いだ。

　本作は英ロックバンド「サン・オブ・ドーク」の楽曲を使用し、ロンドンで大ヒットしたミュージカルの日本初演。７１年の米国を舞台に、コンピューターヲタクのマイケル（井上）やＳＦヲタクのルーカス（本高）の日常や恋愛模様を描く。

　井上は「批判や孤立を乗り越えてわが道をゆく」と主人公の人物像を説明し、「皆さまの好きなものを肯定し、勇気をくれるそんな作品になると思っています」と意気込み。

　本高は「普段は自分もプログラミングをすることから共感できる部分も多くあります」と登場人物たちへのシンパシーを示し、「念願のミュージカル作品に自分のできる全てをぶつけて挑みます」と燃えている。

　共演は高月彩良、山本涼介、青野紗穂。東京、大阪の他、来年４月２０、２１日に広島・上野学園ホール、同２６～３０日に名古屋・御園座でも上演される。