山本耕史「鎌倉殿」現場で仕掛けた!坂口健太郎「源中尾彬」に肩プルプル
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で三浦義村を演じる俳優・山本耕史が3日、同局の「土曜スタジオパーク」の京都からの生放送に出演し、北条泰時を演じる坂口健太郎に“攻撃”を仕掛けていたことを明かした。
VTR出演した坂口は、自身が笑い上戸であることを認めた上で、「(山本が)ぼくに攻撃を仕掛けてきたりしますね」と語った。「耕史さん的には、仕掛けられるある種のちょっとした緊張感があるじゃないですか。あえてやって『その方が坂口にはいいから』と言われたりしながらやってます」と説明した。さらに、北条義時役の小栗旬も「坂口はゲラなんですよ」と認めた上で「1回本当に坂口が笑い過ぎて現場が進まなくなるということがあった」と明かした。
坂口が笑ってしまったのは、泰時が「1人だけそれができる人物がいます。源仲彰(みなもとの・なかあきら)殿」というシーン。小栗は、山本が事前に「源中尾彬(みなもとの・なかおあきら)殿」というフレーズを坂口に吹き込んでいたと説明。山本の計略通り、俳優・中尾彬の顔が浮かんでしまった坂口はせりふを言うたびに笑ってしまい、小栗らも「本当にこのせりふ聞きたくない」と笑いをこらえるのに必死だったと振り返った。
山本は「本当に彼(坂口)、ちょっと変な顔しただけで笑うんですよ」とニンマリ。「でも微妙な、ゾクゾクって顔が動くのって意外と絶妙な表情になったりするんですよ。だから坂口くんの場合はいろいろ仕掛けてましたね」と悪びれずに語った。「源中尾彬」の時には坂口の肩がプルプルしていたと暴露。ほかにも、床の段差にわざとつまずいて、小声で「イタッ」と言う、上半身裸になった場面でさりげなく筋肉を動かすなど、見えない所でさまざまな攻撃を仕掛けていたことも語った。