山本耕史 鎌倉殿ラストに納得「見事に、ふに落ちた。義村も義時も」
俳優・山本耕史(46)がこのほど、三浦義村役を好演中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜 後8・00)のリモート取材会に出席。自身が体現した義村への思いを語った。
したたかに立ち回り、生き残ってきた義村。「『なるほど、こちら側につくのか』と思って、台本をめくったら『あれ?』みたいな。最終回までどっちに転ぶか全く分からなかったですね」
腹の内を探り切れない難役にも「むしろ『どっち側につくんだろう?』ってワクワクした」と笑顔。主人公・北条義時を演じた小栗旬(39)には「『いいなぁ、義村は楽しそうで』って言われましたけど、正直義時より楽しく演じていたと思う」と話した。悩み苦しみ変わっていく義時の隣で「のらりくらりと動くんですけど、その生き方自体は一貫している」と変わらない義村を体現した。
放送も残すところあと2回。対照的な2人が迎える結末には「撮影してきた流れの中で見事に両方とも、ふに落ちたと思うんですよね、義村も義時も」と納得の表情を見せた。