サッカーＷ杯カタール大会での日本代表は、Ｊリーグ・川崎フロンターレ勢の活躍が光る。スペイン戦では谷口彰悟選手が堅守を見せて、元所属コンビの三笘薫選手と田中碧選手のホットラインで逆転ゴールを生み出した。芸能界きってのフロンターレ通であるＴＲＦ・ＤＪ　ＫＯＯ（６１）が、５日深夜０時キックオフの決勝トーナメント１回戦、クロアチア戦の勝利を信じて“秘策”をぶち上げた。

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　グループリーグ３試合はいずれもリアルタイムで、テレビ観戦したというＫＯＯ。午前４時からのスペイン戦も、妻子と並んで親子３人で熱視線を注いだ。今大会２回目のジャイアントキリングに、「世界との格差はなくなりました！！これまで日本人は世界にコンプレックスがありましたが、アスリートも音楽も若い世代が常識を変えてくれてる。Ａｄｏじゃないけど『新時代』にワクワクです」と今年のヒット曲になぞらえ胸を高鳴らせた。

　スペイン戦ではラインギリギリから三笘選手が折り返したボールを、田中選手が押し込んでの逆転弾。川崎Ｆ出身コンビが勝負を決めた。「２人が抱き合ってるシーンは泣かされました。ＫＯＯの目にも涙です。田中選手にも『アイツならココに来る！！』というのが、あったんじゃないでしょうか」。ひいきのチームで育まれた絆がもたらした劇的勝利に喜びもひとしおだ。

　２０１８年に川崎Ｆがファン感謝デーで「『ｔ』ｏｄｏｒｏｋｉ　『ｒ』ａｖｅ　『ｆ』ｒｏｎｔａｌｅ」と題して、谷口選手や当時所属の田中選手、守田英正選手らがＴＲＦモノマネを披露したことが縁となり、チームを応援するように。スタジアムでのイベントにゲスト出演したこともある。川崎Ｆ勝利のチャント「ＡＶＡＮＴＥ」は、ＴＲＦ「ＣＲＡＺＹ　ＧＯＮＮＡ　ＣＲＡＺＹ」が原曲として使用されている。

　「目の前で僕のＤＪで盛り上がってくれていた選手たちが、世界を盛り上げてくれてるので、本当にうれしい。人ごとに思えない。自分ごとのようです」

　日本史上初のベスト８進出がかかるクロアチア戦。前大会準優勝の強豪だが、ＫＯＯが要注意プレーヤーに挙げるのが背番号１０のルカ・モドリッチだ。「戻りッチ　ＤＯ　ＤＡＮＣＥ！！谷口選手と守田選手が上手く連携し合って、モドリッチを（日本ゴール前から）どんどん戻してほしい。彼が前を向いてパスをもらったら大変だから、前を向かせないように」と、らしい作戦名で提案。川崎Ｆで培われた守備力に期待する。

　スコア予想は『２－０』での日本の勝利。三笘－田中ラインの１点と堂安律選手の１点、スペイン戦の完全再現を夢見ている。「ＥＺ　ＤＯ安（どぅあん）　ＤＡＮＣＥ！！ベスト８へのサバイバルを楽しんで。まさにｓｕｒｖｉｖａｌ　ｄＡｎｃｅ」。まだまだ戦え、まだまだ生き残れ、サムライブルー。