田母神俊雄氏、元保育士逮捕を疑問視「子供が喜ぶことも」指摘 ネットは猛反論

 元航空幕僚長の田母神俊雄氏が5日、自身のツイッターを更新し、静岡県裾野市の私立「さくら保育園」で園児の足をつかんで宙づりにしたなどとして、暴行容疑で元保育士3人が逮捕された事件についての見解を示した。

 田母神氏は「裾野市の保育園の虐待の話。本当に問題にするほどのことなのか。」と疑問を提示。「子供の足を掴んで逆さづりにして子供が喜ぶことなんかよくあることだ。保育士が逮捕されるほどのことなのか。」と“大ごとではない”と主張した。

 さらに「今朝のニュースでは市長が園長を刑事告発するという。子供を守るのではなく事なかれ主義で自分を守っているのではないか。」とコメントした。ツイートは午前7時56分に投稿されており、その後に市は「園長は、ほかの保育士たちから口外しない旨の誓約書をとることで隠蔽(いんぺい)を行った」などとして、犯人隠避の疑いで園長を刑事告発した。

 この投稿には「発覚しなければ、命の危険性もあった。事勿れ主義とは見て見ぬふりをする人です。」「少しは調べてから書いたら?」「ナイフで脅すようなことも子供が喜ぶとでも?」と反論するコメントが殺到。「いつも賛同していましたが、この件には賛同できませんし軽蔑します。」「貴方の事を大尊敬しておりますが、この件、私が親なら許せない問題であります。」と田母神氏の支持者からも厳しい言葉が寄せられていた。

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