郁恵&裕太会見、日テレ「every.」異例の17分 藤井貴彦アナ「笑顔を見せて」

 報道陣からポーズを注文され、笑顔を見せる榊原郁恵(右)と渡辺裕太(撮影・佐藤厚)
 「大盛りのご飯で送ってあげた」と語る榊原郁恵(右)と渡辺裕太(撮影・佐藤厚)
 渡辺徹さんのポーズをまねる榊原郁恵(右)と渡辺裕太(撮影・佐藤厚)
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 11月28日に敗血症で亡くなった俳優の渡辺徹さんの妻でタレントの榊原郁恵、長男のタレント・渡辺裕太が5日、家族葬を終えて取材に応じた。裕太がリポーターとして出演している日本テレビ系「news every.」では2人の取材直後に約17分という芸能ニュースとしては異例の長さで家族葬を伝えた。

 裕太は冒頭で「本日、家族葬にて葬儀・告別式を無事執り行うことができました」と報告した。続けて榊原が、集まった報道陣に「家族としてはすごくうれしいです。渡辺徹を話題にしてもらって」と感謝。「渡辺徹のことをみなさんでああだこうだ言っていただけてるってことは、家族はそれを見て、また『渡辺徹って人は偉大だったんだな』って思うような瞬間だったものですから、大変感謝しております」と深々と頭を下げた。2人は渡辺さんの入院前後の様子や、亡くなった瞬間などについて語った。

 メインキャスターの同局・藤井貴彦アナウンサーは「裕太くんとはこの番組で10年以上一緒に仕事をしていましたので、数日前に電話をもらって、徹さんが亡くなったことを聞いていました。その時、裕太くんは『長男として母を支えます』と言っていました」と裕太の状況を伝えた。続けて、榊原と裕太が会見中に笑顔を見せていたことに触れ「徹さんがいたら笑顔にあふれていた会見だったと思いますので、2人はそんな思いで会見をしていたのではないかと思います」と心境をおもんぱかった。

 最後は「葬儀などで大変なこともあったと思いますが、徹さんの周りを明るくする雰囲気を思い出して、また2人の笑顔を見せてもらいたいと思います」とエールを送った。葬儀のニュースに続いては、中国・上海でゼロコロナ政策が緩和されたというニュースが伝えられたが、読み上げた同局・中島芽生アナは目が真っ赤になっていた。

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