大竹しのぶ「PICU」圧巻9分半演技 吉沢亮へ「キミの母ちゃんで幸せでした」

大竹しのぶ
大竹しのぶのインスタグラム@shinobu717_officialより
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 女優の大竹しのぶが6日、インスタグラムを更新。フジテレビ系月9ドラマ「PICU~小児集中治療室」で共演した吉沢亮へ「私はキミの母ちゃんになれて、本当に幸せでした」と、ドラマ同様の言葉で感謝を伝えた。

 5日に放送された「PICU」では、膵臓がんとなった母・南(大竹)を連れ、武四郎(吉沢)は東京へ行く。植野(安田顕)の紹介の膵臓がんの権威に再検査してもらうも、やはり「寛解は難しい」との診断に。言い出せない武四郎に、南は治らないことは分かっていると明るく告げる。

 そして東京の宿での夕食。死期を悟った南は、武四郎の優しさは、亡くなった武四郎の父に似ていることを告げる。不妊治療したもののうまくいかなかったこと、大好きな夫に謝った後に自然妊娠で武四郎を授かったことを伝え、父の最期の様子も教える。そして「武四郎、愛してるよ」-。いつもは軽口をたたき合う親子だが、母の言葉に武四郎も泣きながら「俺だって。大好きだよ、母ちゃん」と自分の気持ちを素直に伝える。

 この夕食のシーンは圧巻の9分半。どこまでもお互いを思い合う母子の最期の会話は多くの人の心を揺さぶった。

 大竹はインスタグラムで「亮君、そして武四郎へ」と切り出し「私はキミの母ちゃんになれて、本当に幸せでした」と率直な気持ちを伝えた。

 「二人でいろんな事話したね。二人でいっぱい笑ったね」「二人で美味しいもの沢山食べたね。次のシーンにいくギリギリまで二人で食べていたっけ。『うまっ』って言って美味しそうに食べる姿を見て、母ちゃんも本当に幸せでした」と、本当の親子のようなつぶやきも。

 「弱くなった私の身体を支えてくれた時、その手は、強すぎもせず、弱すぎもせず、本当に優しさにあふれて、私は自然にその手に委ねることができました。あの温もりを忘れることはないでしょう。これからも優しく、強い男性(ひと)でいてください」と吉沢へ、そして武四郎へ呼びかけていた。

 この投稿に、ドラマを見たファンからも「素晴らしいシーンでした」「親子の深い愛情に涙があふれました」「たくさん涙出ました。またこの投稿を見て涙」「本当の親子かと思うぐらい、ステキなお二人でした」などの声が寄せられていた。

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