岸井ゆきの ボクサー役に3カ月猛特訓「好きになりました」 しずちゃんも「ボクサーの目してた」
女優の岸井ゆきのが6日、都内で行われた主演映画「ケイコ 目を澄ませて」(16日公開)先行特別上映会に、南海キャンディーズのしずちゃんらと登壇した。
聴覚障害を抱えながらプロボクサーとしてリングに立った小笠原恵子さん(43)をモデルにした物語。16ミリフィルムで撮影され、2月のベルリン国際映画祭など多くの海外映画祭に出品された。岸井は「3大国際映画祭に行くのが夢だった。16ミリフィルムで撮るのも夢でしたし、夢と魂がこもった映画が公開するのはうれしいです」と目を細めた。
岸井は経験ゼロからボクサー役に挑戦。撮影3カ月前から厳しいトレーニングをして臨んだ。元ボクサーでオリンピックを目指したしずちゃんも「目がボクサーの目やなと思った。お芝居だけじゃなく、追い込んで出た表情だったと思う」と迫真の演技に太鼓判。岸井は「感激しております」と喜んでいた。撮影後の今もボクシングのジム通いは継続中だといい、「好きになりました」とはにかんだ。