“伝説のお色気番組”「ギルガメッシュないと」ドラマで復活 イジリー岡田が宣伝大使
90年代に絶大な人気を誇った伝説の深夜番組「ギルガメッシュないと」(テレビ東京系)がドラマ化されることが8日、分かった。Paraviオリジナルドラマ「ギルガメッシュFIGHT」(24日スタート)として、当時と同じ放送日時(土曜、深夜1・15)に独占配信される。
91年に産声を上げた通称・ギルガメは「カメラは低く、志は高く」をモットーに、裸エプロン姿で料理する「夜食ばんざい」やセクシー女優をツボ押しで癒やす「ギルガメ治療院」などの独創的な企画を連発。細川ふみえや飯島愛さんらを発掘し、98年に幕を閉じるまで「深夜のお色気番組」の代名詞的存在として一時代を築いた。
ドラマは当時のスタッフたちを徹底取材し、実話を元に番組制作陣視点で展開。平成の空気感を映像に落とし込みながら、懐かしのコーナーや当時の出演者たちを思わせるキャラクターが登場する。
番組を作り出すディレクター・加藤竜也役で藤原季節(29)が主演。90年代の熱狂を再現した現場で中心に立ち「ギルガメ制作の裏側を体験するうちに、女性にあらゆる角度からスポットライトを当て、その輝きを捉え、一人一人のストーリーをも番組にしていく熱量がすごいと思いました」と驚愕(きょうがく)している。
相棒役のプロデューサー・栗田淳一役は大東駿介(36)が担当。当時のレギュラー出演者だったイジリー岡田(58)が、宣伝大使・ギルガメファイターとしてPRを展開する。