舟木一夫 御三家として歌い続ける 60周年コンサート前に気合「残す道はやるしかない」
歌手の舟木一夫(77)が9日、東京・新橋演舞場で「芸能生活60周年記念ロングコンサート」(10~21日、同所)の取材会を開き、60年の節目に「幸せですよ」と満面の笑みを浮かべた。
12日に78歳を迎える中、10日間のコンサートを実施。セットリストは3日ごとに変更され、舟木は「やってやろうかという気はあるけど肉体的には最悪で最強のコンサート。ここでクリアできれば80歳までなんとかいけるかな」と気合十分だ。
コンサートは体力勝負だが「不届きで何もやっていない」と苦笑。好きな物を好きな時に食べるといい、「ここのところカレーうどんに凝って食べています」と打ち明けた。
ともに御三家として人気を博した西郷輝彦さんは2月に死去。舟木は「輝さんが旅立ったことが一番きつかった。ともに歌い続けているような感じ」と明かした。同じく橋幸夫(79)も来年5月3日をもって歌手活動から引退。「橋さんはそういう道を選び、輝さんは旅立った。残す道はやるしかない」と歌い続けることを誓った。