セリーヌ・ディオンが難病告白 歌唱困難でツアー延期
カナダ出身の世界的歌手セリーヌ・ディオン(54)は8日、インスタグラムで、痛みを伴う筋肉の硬直やけいれんなどの症状が出る難病「スティッフパーソン症候群」だと診断されたことを明らかにし、来年のツアーの延期や中止を発表した。
ディオンは「(病気は)日常生活のあらゆる面に影響を与えている」と沈痛な面持ちで告白。歌唱の際に声帯をうまく使えない他、歩行にも困難を来していると明かした。
来年は2月から予定していたツアーを2024年に延期し、一部はキャンセル。「皆さんにお会いすること、ステージに立つことが恋しい」と声を震わせ、当面は闘病に専念する意向を示した。