東出昌大「壮絶な役」DV夫役に新境地と高評価 客席から「ブラボー」も
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俳優の東出昌大(34)が10日、都内で行われた主演映画「天上の花」公開記念舞台あいさつに、共演の入山法子(37)、片嶋一貴監督(65)と登壇した。
萩原朔太郎を師と仰ぎ戦争詩を書きながら、妻(入山)にDVを行う詩人・三好達治を怪演した東出。登壇すると客席から「完全復活おめでとうございます!ブラボー!」と声を掛けられ「ありがとうございます」と笑顔を見せた。
周囲からの評判も良いようで、「友人の映画ライターや批評家にも新境地と言っていただけた。こんな壮絶な役は今までやったことがなかったですが、台本通り一生懸命やったらそう言っていただける作品になった。みんなで一丸となって濃密な撮影期間を過ごせた」と感無量のようすで話した。
作品について「精いっぱい生きようと思った人と人とが、交わったときに影響を受けて、怪物にも、ままならない状態にもなる。そういう所をありのまま描いた、劇薬だと思っています」と語った。