てぃ先生 保育園のイベント多すぎ 保育士に負担 クリスマス会など行事のための保育に
保育士で育児アドバイザーのてぃ先生が11日、TBS「サンデー・ジャポン」に出演。保育園で発生した虐待事件に関連して、保育士にかかる負担がテーマになると、給料などはすぐには難しいとしたうえで「園側で取り組めるのは、負担の軽減の部分」と指摘した。
「例えば、壁に先生たちが一生懸命作った動物の絵とか貼ってある。ああいうのも本当に必要かと考えると、必要ないケースもありますよね」と語った。
「子供たちが普段一生懸命お絵かきしたのを貼るだけでも十分だったりする」と指摘し、「いままで当たり前と思ってやっていた保育士の業務が、本当に必要なのかということと、別の方法はないかということ」と見直す必要があるとした。
「あと行事とかも多すぎますよね、はっきり言って」とも指摘。
今の時期ならクリスマス会が多いが、「ちょろっとやる園は負担少ないですけど、子供たちのサンタさんの衣装作ってみんなでダンスしてとかになっちゃうと、先生たちの負担が大きい」と語った。
「保護者の方々はうれしいかもしれないですけど、結局イベント、行事のための教育保育になってしまって、普段の教育保育が下がっちゃう。全体でみるとどうなるのかな」と語った。