１０日に開催された女性芸人ナンバー１決定戦「ＴＨＥ　Ｗ　２０２２」で６代目女王に輝いた天才ピアニストが１１日、森ノ宮よしもと漫才劇場に出演。優勝を報告し、祝福の熱い拍手を浴びた。出演後には取材に応じ、前夜は２人でホテルの部屋でコンビニ飯でささやかに祝杯をあげたことを明かした。

　結成７年目、竹内知咲（３０）とますみ（３５）のコンビ。昨年の準優勝の雪辱を果たした。悔しさを胸に、大阪を中心に単独ライブを毎月行い、「ネタを磨いた」と優勝に涙。この日は、登場時から会場からは大きな拍手が。「ＴＨＥ　Ｗで優勝させていただいて」と凱旋Ｖ報告し、再び拍手が起こると、「ありがとうございます」と頭を下げ、感謝した。

　前夜は優勝のご褒美で殺到したテレビ出演の打ち合わせなどを行い、「焼肉に行きたかった」（ますみ）が断念。コンビニでビールと総菜を買って、ホテルの竹内の部屋で、２人で「乾杯しました」という。

　ベッドに入ったのは午前３時半ごろ。睡眠時間わずか２時間で、この日は朝から「シューイチ」に生出演。その後、新幹線で大阪入り。夜には再び新幹線で東京に戻り、１２日は朝から「スッキリ」「バゲット」（ともに日本テレビ）に生出演する。

　優勝について、ますみは「まだちょっと実感できない。ただ、（祝福の）ＬＩＮＥが２５０件くらい届いて、まだ未読です」「優勝してからまだコンビニのご飯しか食べていない」と嬉しい悲鳴。竹内は、Ｍ-１グランプリを含む賞レースを「全部獲りにいきたい」と宣言し、「お客さんが今までより劇場に見に来てくれたら嬉しい。レギュラーでコント番組をやる（持つ）のが憧れです」と笑顔で語った。