「山田邦子って誰?」にM-1審査員・山田邦子が自虐「ググってみ?」

 M-1グランプリの新たな審査員となった山田邦子が11日、YouTubeチャンネルで、自分を知らないかもしれない若い世代の視聴者へ「私が山田邦子です」と改めて自己紹介した。

 山田は真っ暗な車内から緊急撮影。「すいません、暗い状況で。取りあえず急ぎで車の中なんですけど」と、審査員就任が発表されたことを受けての動画となった。

 山田は80年代にバスガイドネタなどで一世を風び。「知ってる人はいいけど、若い人は誰?みたいな。おばちゃんですけど、42年やってる」と説明し、ピン芸人なのになぜ審査員?という疑問には「学生の時は漫才だったんです。(相方が)幼稚園の先生にいくと」いうことになり、解散し、山田だけが芸能界に進んだと説明。その後ピンとなり「右手をご覧下さい。一番高いのは中指です」という伝説のバスガイドネタが生まれた。

 若者は山田を知らないのでは?と何度も自虐するも「ググってみ?」とも提案。検索すると年齢が出てしまうことにも触れ「62歳とか出てくる。キャー!しょうがないよね」と笑い「上沼恵美子さんの枠なんじゃないですか?私からすると大先輩。そこ?って思う」と大先輩に敬意も表した。

 審査員となる抱負も語り「責任重大ですよね」と神妙。審査基準についても「前評判は関係ない。その時、その日、一番受けたか、受けないか。私の審査基準はその日、一番面白かった組」とキッパリ。「でも嬉しい。生で見られる、その空気感を味わえるのは光栄。真面目に審査したい」と話していた。

 山田は81年にピン芸人としてデビュー。「オレたちひょうきん族」「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」などで活躍。長年、好感度調査で1位を獲得するなど、「天下を取った最初の女性芸人」とも呼ばれた。

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