黒木瞳、一番好きな香りは「体育倉庫」 桜井日奈子は「バッシュ」 青春時代を回想
女優の黒木瞳(62)、桜井日奈子(25)が13日、都内で映画「魔女の香水」(来年初夏公開)の公開決定記者会見を監督・脚本の宮武由衣氏らと行った。
NHK特集ドラマ「ファーストラヴ」(2020年)でタッグを組んで以降、黒木を「一番尊敬できる人生の恩人」と慕う宮武氏が、黒木へ当て書きしたオリジナル脚本。夢を持ちながらも将来への希望を見失った20代の女性・若林恵麻(桜井)が、魔女・白石弥生(黒木)がつくる香水の香りによって華麗なる転身を果たす物語だ。
白髪の美しい高貴な上品さを漂わせる役衣装で登壇した黒木は、クランクアップ直後とあって「肩の荷が下りたというのが正直なところ」と感慨。桜井も「リハーサルの段階から黒木さんから伝わってくるものがあって、いい意味で疲れました」と充実感をにじませた。
作品にちなんで、2人は「好きな香り、思い出の香り」についてトーク。黒木は「一番好きなのは体育倉庫のコンクリートのようなにおい。香水に関しては、宝塚時代にずっと付けていた『イヴ・サンローラン』の香水で。そのにおいを嗅ぐと宝塚時代を思い出します」と告白。桜井は「13年ほどバスケをやっていたので、バッシュの香ばしいにおいで青春時代を思い出したりしますね」と懐かしんでいた。