大竹まこと、07年M-1でサンドに入れなかった理由明かす ただ一人キングコング
タレントの大竹まことが15日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」で、07年の「M-1グランプリ」で、優勝したサンドウィッチマンではなく、キングコングに票を入れた理由を明かした。
この日の番組ゲストは新しくM-1審査員に就任した山田邦子。注目度は高く、山田自身も「びっくりしちゃった」と言いながらも、審査員先輩の大竹へ「光栄な事。その場の生の面白いのを見られるから楽しみたい」と初審査についての意気込みを語り、大竹も「そう、点数のこともあるだろうけど、俺も思ったが自分が面白いと思った人にたくさん点数を入れるしかない」と助言した。
すると山田は「そのまま消えていってくれればいいけど、その後に人気者になった場合さ…。何組もいる。その後。サンドウィッチマンも敗者復活で(優勝して)すごい人気に。大竹さん、点数入れなかったらしいじゃん」と、初の敗者復活からの優勝という伝説の年の審査について尋ねた。
大竹は「この番組に(サンドウィッチマンが)来た時もなんで?って言われる」と笑って振り返ると「あの時、今でも覚えてるけどキングコングっていたのよ。計算し尽くされた漫才をした。秒も変わらない神業みたいな」と緻密な漫才を見せつけられたと振り返った。「一方サンドは下から上がった勢いで、会場をグッと巻き込んで、勢いがある、面白いんだよ。それとキングコングの計算し尽くされたプロの技、秒で見せられた。さあ最後どっちにするかでキングコングにした。その時は」とキングコングに入れた理由を説明した。
これに山田は「前評判は関係ないもんね。その場のお客さんとかをどう巻き込むか」と同意していた。
07年の「M-1」はサンドウィッチマン、トータルテンボス、キングコングの3組が最終決戦に勝ち上がり、サンドウィッチマンが優勝。キングコングは大竹の1票のみの3位だった。