吉田拓郎 最後のメディア出演 50年以上親しんだラジオで「僕は僕なりに道を」音楽活動引退

 シンガー・ソングライターの吉田拓郎(76)が出演するニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」(後10・00)の最終回が16日、放送された。年内をもって音楽活動から引退することもあり、最後のメディア出演となった。

 歌手活動と並行し、ライフワークとして50年以上発信してきたラジオで活動に区切りをつけた。冒頭から吉田は「最終回だからといって特別な企画があるわけじゃない。自由気ままにお送りします」と明るく切り出し、最終回といえども“通常運転”で進行した。

 同番組は、コロナ禍の20年4月から月1回のペースで放送。これについて「ずっと家で1人で録っていた。やっとスタジオに来てゲストの方に会えて嬉しかったけど、あっという間に最終回がやってきてしまった」と時の流れに笑った。

 アコースティックギターを手に取り、昭和歌謡などのワンフレーズを突然歌唱する場面も。「ラジオに育てられてラジオとともに成長した。ラジオがあったから吉田拓郎もそこにいた」とラジオはまさに“人生そのものだった”と総括した。

 ラストでは「僕は僕なりに道を進んでいくしかない。明日からはまた新しい道が始まるんだ」と将来を描き、自身の楽曲「今夜も君をこの胸に」を選曲。饒舌トークでファンに寄り添った2時間の放送となった。

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