C-C-B笠浩二さんが脳梗塞で死去、60歳【報告全文】「Romanticが止まらない」大ヒット
「Romanticが止まらない」の大ヒットで知られるロックバンド・C-C-Bのメンバーでドラム・ヴォーカルを担当した笠浩二(りゅう・こうじ)さんが、今月14日、午後6時23分に脳梗塞で死去したことが18日、分かった。公式サイトで発表された。60歳。通夜、葬儀・告別式は近親者で執り行った。
サイトによると、笠さんは、7月末から持病の糖尿病の療養のため入院していた。後日「お別れの会」を行う。掲載された発表全文は以下の通り。
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C-C-Bのメンバーでドラム・ヴォーカルを担当した笠浩二は、7月末より持病の糖尿病の療養のため入院しておりましたが、脳梗塞のため令和4年12月14日(水)18時23分に満60歳にて逝去いたしました。
ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせ申し上げます。
ご遺族の意向により、通夜ならびに葬儀につきましては、近親者のみにて執り行いましたことをご報告いたします。
また、ご弔問ならびにご弔電、ご香典、ご供物、ご供花等も、固くご辞退申し上げます。
後日、お別れの会を執り行う予定です。
詳細につきましては、改めてお知らせいたします。
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笠さんは1982年「Coconut Boys」を結成。ドラム、ヴォーカルを担当し、83年にシングル「Candy」でメジャーデビューした。
85年にバンド名を「C-C-B」に改名。同年に発売したシングル「Romanticが止まらない」がTBS系ドラマ「毎度おさわがせします」の主題歌となり、大ヒットを記録した。その後も「スクールガール」「Lucky Chanceをもう一度」などが連続ヒット。同年、第27回日本レコード大賞金賞を受賞し、「第36回NHK紅白歌合戦」にも出場した。
89年にC-C-Bは解散。その後はソロアーティストとして活動した。
2016年には自身初となるベストアルバム「RYU+」をリリース。17年には元C-C-Bの米川英之をギターに迎えたソロツアーを行った。熊本を拠点にライブ活動を行っており、昨年は「風街オデッセイ2021~松本隆 作詞活動50周年記念 オフィシャル・プロジェクト!~」にも参加していた。