【M-1事件簿】上沼恵美子 毒舌審査「好みじゃない!」→「好き嫌い」と誤解批判も
漫才ナンバー1決定戦「M-1グランプリ2022」の決勝が18日夜に開催される。昨年まで審査員を務めていた上沼恵美子とオール巨人が勇退し、新たに山田邦子、博多大吉が入る。
毎年、上沼の毒舌&激怒論評にも注目が集まった。結果をみれば説教されたコンビがその後に飛躍するなどし、M-1名物となっていた。
上沼が17年大会のマヂカルラブリーらに発した「好みじゃない!」も名物ワードに。ただし、これが一部ネット上などで「好き嫌い」で採点しているとの誤解や批判も起こった。
「好みじゃない」は、お笑いレースで芸人審査員が使用するケースがしばしば見られ、数々のお笑いレースがテレビ放送される関西では比較的なじみがあるワード。
一言でいえば「面白くなかった」の意となるが、要は「笑いは個人の好みでもあるから一概には言えないが、少なくとも私には面白く感じなかった」の意になるだろうか。
優しさ、よりは、笑いのプロがプロを論評するためのワードといえる。
ネット上では「M1上沼さんと巨人さん居ないのさみしいな」「上沼さんと巨人師匠いないからどうなるんだろ」「上沼さんのコメントが一番面白かったかも知れません」と勇退を惜しむコメントが相次いでいる。