ウエストランド井口「M-1チャンピオンになる人生だとは」事務所先輩・爆笑問題に感謝も

 M-1優勝会見を行ったウエストランドの井口浩之(左)と河本太=都内
 M-1優勝会見を行ったウエストランドの井口浩之(左)と河本太=都内
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 漫才日本一決定戦「M-1グランプリ 2022」(テレビ朝日系、後6・34)決勝が18日、都内で行われ、ウエストランドが第18代目王者に輝き、賞金1000万円を手にした。2008年結成のウエストランドは、井口浩之と河本太のコンビ。20年以来2年ぶりとなった決勝の舞台で、所属事務所・タイタン初の優勝をつかんだ。

 優勝会見では、井口は「来年Mー1に出なくてよくなったので良かった」と重圧から開放されホッとした表情。「芸人として売れてやるとは思っていたけど、M-1チャンピオンになる人生だとは思わなかった」と率直な思いを語った。

 河本は「まだ実感がない」と激闘への疲れを見せつつ、優勝直後に見せた涙について「子供が2人いるんですけど、できてから涙腺がぶっ壊れましてすぐ泣いちゃうんですね。自分がチャンピオンになるなんて思ってこなかったですから、家族の顔が浮かんで…」と理由を明かした。

 20年は決勝に初進出するも9位。井口は「10位よりウケてない9位だった」と振り返り、「ネタをやってちゃんとウケて、2本ともウケるのが目標だったので、優勝は後からついてくると思っていた」と話した。

 毎月のタイタンライブで漫才を披露している事務所の大先輩・爆笑問題には感謝も尽きず、井口は「太田さんからは、審査員じゃなく目の前のお客さんに集中しろと言われました。(直前に)ネタを見てくださって、『このネタ、いいじゃん』と言ってくれたので決勝にぶつけた。爆笑問題さんと(太田)光代社長に会って報告したいです」と目を細めた。河本は「(太田から)『ネタが飛びそうになったら放送禁止用語言え』って言われました」と明かして、笑わせた。

 決勝は、準決勝を勝ち抜いた9組と、同日に行われた敗者復活戦で勝ち上がったオズワルドの計10組で頂点を争った。本大会は今年で18回目。史上最多7261組がエントリーした。

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