「鎌倉殿」トキューサが最終回で名言→「うがいしてきます」が最後の台詞 ネット「癒やし」に沸く
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が18日、最終回を迎えた。主人公・北条義時(小栗旬)が次々と身内を“粛正”していきダークヒーローへと転落していく物語終盤の展開の中で、最終回もやはり、「トキューサ」こと北条時房(瀬戸康史)は唯一無二の存在だった。
「承久の乱」で朝廷に勝利した幕府。今後について話し合う場で、泰時(坂口健太郎)が「父上は古すぎる!」「新しい世は私が作る」と宣言。さらに時房に対し、のちの「御成敗式目」となる法を作ることを説明すると、時房は「いい、とてもいい!」とうなずき、「今、新しい世が来る音がした」と会心の笑顔。ネット上では即座に「新しい世が来る音がした」に対し「トキューサの名言」と話題となった。
その後の場面では、泰時らを前に「いいか皆、もはや朝廷を頼る世ではない」などと名調子で語っていたが、毒を盛られた酒を兄・義時の部屋からこっそり持ってきて飲んでいたため、突然、呂律(ろれつ)が回らなくなる事態に。心配する泰時らに「…うがいしてきます…」が「鎌倉殿」最後のセリフとなった。
番組の公式インスタグラムには19日、時房の写真が投稿され、「トキューサ♥ありがとう」「トキューサのスピンオフお願いします!」「癒やしのトキューサありがとう」「トキューサ~癒やしと笑いをありがとう」「『トキューサ』は流行語大賞でもいいのでは」「最後まで誰にも憎まれず、愛されたトキューサ」「なんてチャーミング」など愛あふれるコメントが多数書き込まれている。