M-1王者ウエストランド 一夜明け「夢」の特需オファー 太田社長は「ほぼ気絶」
漫才日本一を決める「M-1グランプリ2022」で優勝したウエストランドが19日、朝の情報番組にはしご出演した。
最終決戦のあるなしクイズネタで、「M-1にはあるもの」を「夢」と言い切ったウエストランド。夢をつかんだ喜びをかみしめる間もなく、朝から多忙な時間を過ごした。
フジテレビ「めざましテレビ」、TBS「ラヴィット!」、フジテレビ「ノンストップ!」と、優勝者恒例の朝の生放送にはしご出演して優勝ネタを披露した。朝の段階で、仕事は100本以上激増。2020年のM-1決勝初進出以降、露出が増えたとはいえ、21年は年間で150本超、22年は140本超。一夜でスターダムを駆け上がった。
これまでは井口浩之(39)がピンで出演することが大半で、“コンビ格差”があった。河本太(38)が優勝後に「今年に入って相方ばかりの稼働が増えてすごく暇だった。さすがに優勝したらコンビで呼んでくれる」と涙ながらに期待した通り、この日は2人で多数の番組に出演した。
爆笑問題・太田光(57)の妻で、タイタン社長の太田光代氏(58)はデイリースポーツの取材に、「まだ夢だと思っています」と驚きを隠せず。タイタンから2組が出場した決勝当日は自宅で観戦。ウエストランドが3位で最終決戦に進んだところで緊張の糸が切れて「ほぼ気絶しました。最終決戦と優勝会見は今朝見返しました」と苦笑いした。
評価された毒舌漫才を「時事ネタで毒を吐く爆笑問題と違って、ウエストランドはずっと私たちが見てきた(普遍的な毒舌)。時代に逆行しつつも貫いて、技術を追求してきたたまもの」と称賛。優勝後に帰宅した太田光も「すごいな、あいつらは」と褒めていたと明かした。