美しすぎるリングガール高橋凛 壮絶貧乏体験を語る 下着泥棒に遭い「3カ月下着つけずに学校へ」
グラビアアイドルの高橋凛(32)が22日放送のテレビ東京「じっくり聞いタロウ」に出演。壮絶すぎる貧乏体験を語った。
今年6月に東京ドームで行われた、格闘技イベント「那須川天心対武尊戦」でリングガールを務め、「美しすぎるリングガール」として話題となった高橋。番組では悲惨な身の上を明かした。
小学高学年で両親が離婚。母と3歳上の兄を置いて、父親が家を出て行ってしまったという。「父と母が離婚してまして、父が養育費を払わなかったので、一軒家はあったんですけど、中はひどい状態で」。
母は朝から晩まで身を粉にして働いたが、生活は貧しかった。高橋は「母が朝から晩までいないので、新潟は雨が降りやすい地域で、洗濯物は中に干していた。部屋干しで自分でも臭いなと思っていたけど、洗い直すのも洗剤もお金がかかるから、そのまま着て学校に行っていたら、『あいつ臭い』って言われ始めて。『貧乏だから臭いんだ』って言われるようになった」と吐露。「教室にいるといろいろ言われるから、お弁当箱を持ってトイレで一人で食べた」と思い出したくもない過去を口にした。
小中学校では、テニス部とバスケ部に入っていた。部活の道具は友達からのお下がりでまかない、試合のときは周りが車で送り迎えされていたが、高橋の家は車がないため、友達に乗せてもらっていたという。そのうち、「あそこの家の子は母子家庭だから関わっちゃダメと言われたから、関われない」と友達からも言われ、孤立したという。
いじめはさらに加速。「一番ひどいのだと、仲間はずれしていた子たちに鬼ごっこに誘われたので、うれしくて行ったら、靴をはいた瞬間にベチャッてなって、毛虫が入っていた。泣きながら洗ってずっと使っていた」と明かした。
高校進学後は、5つバイトを掛け持ちして、家計を支えたという高橋。空腹を紛らわす方法として語ったのが「ティッシュを細かくちぎって水に濡らして、キュッとやるとお寿司みたいになるんですよ。味も甘くて。(最後は)『資源を無駄にして、すいませんでした』って(口から)出す」と話した。
ただでさえ貧しい家なのに、泥棒に入られ、下着を盗まれたこともあったという。「ブラとかパンツも着ないで3カ月くらい、学校に通った」という、どん底な体験を語った。