「逃走中」プロデューサーがハンター集めの方法に言及 カメラマンは全国から
フジテレビ系「逃走中」の笹谷隆司チーフプロデューサーが24日、同局系「週刊フジテレビ批評」に出演し、番組の裏側について解説した。「逃走中」は2004年から放送されている鬼ごっこ番組。逃走者は「ハンター」と呼ばれる黒ずくめの男たちに捕獲されずに規定時間を逃げ切れば賞金を獲得できる。
同局・新美有加アナウンサーがハンターについて「どういう基準であの方々は選ばれてるのかっていうのは?」と質問。笹谷氏は「一応ご説明しますと、ハンターはアンドロイドですので、日々製造されております」と設定を崩さなかった。続けて「その中でも、走行テストを何度も行い、できるだけ速いハンターを厳選して起用しております」と説明した。
同局・渡辺和洋アナは撮影しているスタッフと逃走者との連係について尋ねた。過去に3回出演し、大みそかに放送される「逃走中」特番にも出演する安田大サーカス・クロちゃんは「基本、ディレクターさんとカメラさんがいて」と“3人一組”で行動していると説明。過去にダッシュしたらカメラマンはついてきたが、ディレクターとははぐれてしまったことがあったと明かした。カメラマンについては「足が速い人がついてますね」と感心していた。
笹谷氏は「カメラマンはもちろん、ディレクターもできるだけ足の速い人間を用意はしてるんですが、それよりも足の速い方はどうしてもいますので」と説明した。クロちゃんは「ディレクターさんもカメラさんとかも、日本全国から集められてるんですよね」と追加。過去に広島で一緒に仕事をした人と「逃走中」の現場で一緒になったことがあると語った。
笹谷氏は「やはり足の速い人を見つけるためには、こだわらないといけないので、どこからでも来てほしい」とポロリ。逃走者1人につき1人のカメラマンが必要で、さらに突然のダッシュに対応できる走力が必要とあって人材確保の苦労があることも付け加えた。