「鎌倉殿」悪妻のえ「かわいそう」「わがまま」で公式も意見分裂 八重比奈と比べられ 菊地凛子が凄まじい
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は18日に最終回「報いの時」が放送され、激動の物語が完結。総合では29日に総集編が放送される。
公式インスタグラムには最終回で、北条義時(小栗旬)に毒を盛った継室のえ(菊地凛子)が片膝を立てて凄んでいる写真もアップされ、多数のコメントが集まっている。
のえは、男子を産んで北条後継にする野望を持って義時と結婚。当初は猫かぶりで、あまり空気が読めないコミカルなキャラクターだったが、北条家の輪の中に入り込めず、義時にあしらわれた後に前妻らと比較され、険悪な雰囲気に。ラスト5回で野心を露わにした。
ドラマ公式でも、ネット上でも、のえに関しては「同情」「かわいそう」との意見と、「自業自得」「わがまま」との意見が、綺麗に割れている。
同情論では「前妻二人のように愛されなかった」「義時にも北条家にも蔑ろにされ、しかもそれを当人たちが気づいてなく」「嫌いになれない」「きょうだいと幼馴染(とその忘れ形見)の絆が強すぎて全く入っていけない」「八重さんひなさんの後の妻はハードル高すぎ」「彼女は本当にそんな悪いおなごだったのだろうか」「事ある事に前妻と比べられれば傷つきます」「キレるのは分かる」などの意見が集まっている。
一方で「初めから野心抱えて好きでもない義時に近づいたんだから自業自得」「好きでもないのに嫁いだのに『私を見てくれなかった』って」「きのこ好きと偽って入り込もうとした時点で許せないんだよなぁ」「彼女も義時の権力ばかり見ていた」「はじめから義時のこと馬鹿にしてたからなぁ」「私を見てくれないとわがまま」「のえさんも義時のこと見てなかったんじゃないかな」「自己愛しかない女性だったのでしょうね」と否定的なコメントも多い。
かなり意見が分かれるキャラクターだったようだが、「のえさんに否定的なコメントが多いのは菊地凛子さんの演技の勝利か?」「心の奥底にある本心が滲み出てたあのお芝居!菊地凛子さん素晴らしかった」「悪女を演じた菊地凛子さんの演技もまた凄い」との意見は一致している。