「鎌倉殿」刺客トウ、公式に見たことない笑顔 討ったのは善児と頼朝嫡男一家 仇討ちだけで闇稼業終えた
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は18日に最終回が放送され、暗黒闘争を生き抜き武家の頂点に立った北条義時(小栗旬)の物語が閉幕した。
総合では29日に総集編が放送される。公式インスタグラムでは、悲劇に巻き込まれて暗殺刺客となったトウ(山本千尋)がにこやかに笑っている写真がアップされた。
平和な世の中が訪れ、北条政子(小池栄子)から戦乱で親を亡くした子供たちに剣術を教える役目を命じられた。つい子供たちにも殺気が充満してしまう場面も。
公式の投稿には「幸せになって欲しい」「殺気を消して長生きしてね」「最後まで生き残って暗殺業転職できてよかった」「蒲殿も浮かばれる」「トウの笑顔を見られてよかった」と反応する投稿が相次いでいる。
源頼朝(大泉洋)の闇の命を受け、梶原景時の刺客だった善児(梶原善)が、伊豆・修善寺に流されていた源範頼(=蒲殿、迫田孝也)を暗殺した際に、トウの両親が巻き込まれた。その善児に育てられたトウは、容赦なく二代鎌倉殿源頼家(金子大地)や、その妻せつ、長男一幡を次々に暗殺し、頼家襲撃時には深手を負った師匠善児にとどめを刺して、復讐した。
ただ、その後は北条継母りく(宮沢りえ)や源仲章(生田斗真)暗殺に失敗。両親の仇である、善児と、原因を作った源頼朝の嫡男一家への仇討ちにとどまって、闇稼業を解かれるラストを迎えた。