26歳の女性声優が死去 癌で闘病「回復の兆し見えたのも束の間」11月に楽曲製作中と報告も

 声優の鈴木陽斗実(すずき ひとみ)さんが18日に、がんのため死去したことが24日、明らかになった。所属事務所の「オフィスPAC」が公式HPで発表した。26歳だった。

 昨年1月にがんが発覚し、入院。「つらい治療、副作用に耐え、昨年の12月には退院しておりました」という。「回復の兆しが見えたのも束の間、再発を繰り返し、去る12月18日にご家族に見守られながら息を引き取りました」と記された。

 「これまで、温かく支えてくださったファンの皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。なお、ご香典ご供花などはご遠慮くださいますようお願い申し上げます」と締めくくられている。

 鈴木さんは東京芸大クラリネット専攻を卒業。声優ユニット「NOW ON AIR」のメンバーとして活躍。「みんひと」の愛称で親しまれた。劇場アニメ「きみの声をとどけたい」の琵琶小路乙葉役などを務めた。

 病気については昨年7月に自ら「悪性腫瘍が見つかり、現在治療に専念させていただいています」と報告。同じ報告文では「お陰様で、治療の成果が出て、腫瘍がCT画像で見えなくなりました。ただ治療はまだ続くので『待っていてください』と言いにくいのですが…元気になれるように頑張ります」と希望を言葉にしていた。

 今年10月のツイートでは「治療後も予後不良で体調が思わしくなく…早く元気になれるように頑張っています」とつづっていた。11月には自身が作曲する楽曲の製作中であることを明かし「ぜひお楽しみんに」と最後まで、音楽活動に励んでいた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス