橋下徹氏 宮崎県知事選敗北の東国原英夫氏に熱烈エール「宮崎県で二大政党制の形を」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が26日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。25日に投開票された宮崎県知事選で接戦の末に敗れた前宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(65)に、地域での政治活動を熱を込めて呼びかけた。

 宮崎県知事選は現職の河野俊嗣氏(58)が25万8646票を集め、23万5602票の東国原氏を破るという結果になった。橋下氏は県民の判断を重く受け止めないといけないとした上で、投票率が前回の33・90%から56・69%に大きく跳ね上がったことに注目し「22%跳ね上がるって尋常なことじゃないですね。これはやはり東さんが、ある意味うねりを起こしたということになると思うんです」と評価した。

 東国原氏は今後の政治活動については白紙だとしているが、橋下氏は宮崎県での政治活動を強く提言。「いま国政見ると与野党、あまりにも与党が強すぎて野党がものすごい弱いわけですね。僕は与野党が切磋琢磨する政治になってほしいなっていう願望がものすごいあるんですけど、宮崎県の知事選見ると、東さんの得票数とその他政党の得票数、結構均衡してるわけですから、ある意味二大政党制に近いわけなんですよ」と説明。

 「東さん、今後の政治活動どうされるかまだ白紙だって言ってますけど、ぜひ宮崎県で、地域の中で二大政党制の形を作ってもらいたいですね。国政で野党が野合談合して国会議員が集まるよりも、こういう形で地域で風を起こせば自民党に対して拮抗するような勢力はできるわけですから、こういう形で二大政党制作ってもらいたいなというのが願望です」と熱い口調で話した。

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