古市憲寿氏「東さんってある種の移り気な人じゃないですか」 東国原氏を逆説的評価
社会学者の古市憲寿氏が26日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。25日投開票の宮崎県知事選で接戦の末に敗れた前宮崎県知事でタレントの東国原英夫氏(65)を「すごい移り気」と評しながらも、23万票の支持を得た結果から宮崎に残って盛り上げるべきだと話した。
東国原氏は23万5602票を集めたが、現職の河野俊嗣氏(58)が25万8646票で敗北。古市氏は「東さんって、ある種の移り気な人じゃないですか。県知事辞めた後、東京都知事選に立候補して落ちて。国会議員も維新から出て、あれも1年で辞めたじゃないですか。すごい移り気で、この人何がやりたいのかなって、はたから見るとわからないけれども23万人の方が大丈夫かなって託したわけで、やっぱりその意味ってすごい大きいと思うんですよね」と逆説的に評価。
それだけの結果を残しながらも、東国原氏が結果を受けて挨拶した様子を懸念。「最後の挨拶で、ちょっと何か『あとは頑張ってくれ』みたいなことはちょっと引っかかって。むしろ宮崎にとどまって、もっと宮崎のこと盛り上げてくれてもいいんじゃないのかなって思いますよね」と、今後も宮崎で力を発揮すべきだとした。