中村勘九郎主演NHKドラマ「-中村仲蔵」が文化庁芸術祭テレビ・ドラマ部門大賞を受賞
歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)が主演したNHKドラマ「忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段」(昨年12月に放送)が、文化庁芸術祭のテレビ・ドラマ部門の大賞を受賞したことが26日、わかった。NHKが発表した。
文化庁芸術祭とは、1946年から始まった、企画性に富み意欲的な内容をもった芸術祭にふさわしい作品を評価するもの。「-中村仲蔵」は、江戸時代の伝説の歌舞伎俳優・初代中村仲蔵が、裸一貫からはい上がる実話をベースとした下克上物語。勘九郎が、女優の上白石萌音(24)と夫婦役を演じたことも話題になった。
テレビ・ドキュメンタリー部門の大賞にはBS1スペシャル「正義の行方~飯塚事件30年後の迷宮~」、特集ドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」に主演した女優の伊藤沙莉(28)は、放送個人賞を受賞した。