藤井聡太五冠が銀河戦2度目優勝 着実な指し手で押し切る「決断良く指すことができた」
将棋の藤井聡太五冠=竜王・王位・叡王・王将・棋聖=(20)が27日に放送されたテレビ棋戦の第30期銀河戦の決勝(対局は10月31日)で高見泰地七段(29)を破り、2年ぶり2回目の優勝を飾った。タイトル戦以外の一般棋戦優勝はJT日本シリーズ1回、朝日杯オープン戦3回、新人王戦1回と合わせて7回目。
決勝戦は、プロ間でよく指されている角換わりの戦型に。藤井五冠が中盤でペースを握ると、その後も着実な指し手でリードを広げて押し切った。
藤井五冠は「積極的に決断良く指すことができたのが結果につながった。優勝できてうれしい。2回目なので相性の良さを感じている。来期もがんばりたい」と話した。
全棋士が参加する銀河戦は、持ち時間が短い早指し棋戦。