ジブリ鈴木敏夫氏 宮崎駿監督の新作で「SLAM DUNK」戦略示唆「頭いい」

 展覧会「アニメージュとジブリ展」のオープニングイベントに出席した鈴木敏夫氏
 展覧会「アニメージュとジブリ展」のオープニングイベントに出席した鈴木敏夫氏
 展覧会「アニメージュとジブリ展」のオープニングイベントに出席した鈴木敏夫氏
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 「スタジオジブリ」の代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏(74)が28日、東京・松屋銀座で行われた、展覧会「アニメージュとジブリ展」(同所で来年1月3日~23日まで)のオープニングイベントに出席。宮崎駿監督(81)による新作長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」(来年7月14日公開)についての戦略を示した。

 映画の新情報を求められた鈴木氏は「何にも情報がない方がみなさんの楽しみが増える。それを先に知っちゃったら喜びを奪うことになるんですよ」とキッパリ。興行収入50億円を突破した現在公開中の大ヒット映画「THE FIRST SLAM DUNK」を引き合いに「スラムダンクも(公開前に)何も情報がなかったじゃないですか。『あれは頭いいな』と思って、勉強になった。むしろ前評判が悪かったのに、裏切っていって数字が上がっている。なので、そういうことができないかなと思っています」と戦略を示した。

 宮崎監督による連載作品「風の谷のナウシカ」のアニメーション映画化でスタジオジブリ設立のきっかけとなった日本初の本格的商業アニメ雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の歴史をたどる展覧会。鈴木氏は「人が描かれている。そんな所を見ていただけると今までのアニメーションの見方とは、違って見えるようになるんじゃないかな」と期待を込めた。

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