【The LDH Times】THE RAMPAGE・鈴木昂秀 「軸」保ち駆け抜けた1年 来年は爆発
THE RAMPAGE・鈴木昂秀(24)が充実の2022年を“ライブ締め”する。9カ月にわたり展開してきた全国ツアー「RAY OF LIGHT」が30日にファイナルを迎えて、31日には「Jr.EXILE LIVE-EXPO」に出演。アーティストとしての『軸』を保って駆け抜けた1年の集大成を、胸を張ってファンに届ける。
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-4月から始まったツアー「RAY OF LIGHT」が30日でファイナル。
「本当に今年一年中、このツアーをやらせていただいて。RAMPAGEとしては初の規模感でやらせていただけたのは、ありがたいこと。1年を通してライブをいろんな人に見ていただけて、自分たちとしてもうれしい気持ちでいっぱいです。ファンの方にちゃんと寄り添えてるライブだなと感じることも多くて」
-1年通してのツアーでの成長は。
「ツアーと並行して、舞台をやったり、(派生ユニットの)MA55IVE THE RAMPAGEでもライブをやったりとか。そこに絶対的な『RAY OF LIGHT』があって。精神力がついたというか、いろんなところで個々の力を磨いて、パフォーマンスも自信がつきました。いろんな面で成長できた1年だったと感じています」
-大みそかはJr.EXILEのライブで締めることになります。
「ファンの方が一番喜んでくれるのかなというのがありますよね。EXILEがそれぞれ今年やってきたライブを、総合して新しいエンターテインメントを作るというのが、今回のEXPO。全部がっちゃんこして、いろんなライブが見られると思います。RAY-のどこかを切り取ったり、MA55IVEのコーナーもあったりとか。めちゃくちゃ面白いライブになりそうというのが、正直あるので」
-メンバーの岩谷翔吾さん、武知海青さんとの舞台「PICK☆3」に向けては。
「小学校の時に担任だった先生が、病気で亡くなってしまうところから再会する3人の役で。(今夏の)舞台『ETERNAL』は、殺陣、戦う、そこに目が向けられてましたが、今回はお芝居一本。小学6年生の役もやって、成長した役にもなって。やってこなかったような演技をすることになる。コメディー+感動で泣ける話になるのかな」
-小学生役の演技プランは。
「1回、小学校に行きたいですね。子供と触れ合う時間が役作りにつながると思うので。海青さん、小学生に見えるかな。ちょっとムキムキな小6ですね(笑)」
-今年1年を漢字一文字で表すと。
「軸。自分たちがやってるこの職業は、歌とダンスが本業じゃないですか。そこを軸としてブレずにやっていかないと、アーティストではなくなるというか。音楽とダンスで伝える夢を追いかけられなくなってしまう、と考えさせられました。正直、売れたいじゃないですか(笑)。いい環境になってきて、個人でいろいろ仕事をいただいてる中で、忘れがちなところってどこかしらにあると思うんです。そこで足をすくわれると軸がブレてしまうので、自分の中で立てられるか、そこを今年1年はすごく考えましたね」
-2023年はどんな年に。
「本当に爆発していきたいですね。ため込んだものを徐々に発信できているので、来年からはRAMPAGEもひと味違うものを見せていきたいというのがありますね。世界で戦っていけるようなパフォーマーでありたいですし、ボーカリストもいますし、この16人で今の世の中を変えていきたいですね」
-個人的に来年取り組みたいことは。
「ゲームが好きなので、ゲーム配信をやっていきたいなと。チャンネルを作る流れになってて、ファンの人と対戦したり近い距離でやっていくのも大事なのかなと。地方にもゲームを持って行きますが、盛り上がるのは『大乱闘スマッシュブラザーズ』。楽屋で小さいSwitchに集まって、ワールドカップ並みに盛り上がります!海青さん、龍、僕はRAMPAGEの中では上位ランク。弱かった拓磨とか陣さんも、鍛えられて強くなっていくんですよ。それで戦わせて、ワーッとなって。どこかでこういう光景もお見せしたいですね」
◆鈴木昂秀(すずき・たかひで) 1998年10月3日生まれ、神奈川県出身。兄2人の影響からサッカー少年だったが、家族のすすめで小学5年の時に劇団EXILEオーディションを受けたのをきっかけに、ダンスを始める。中学1年からはEXPG特待生に。2014年、THE RAMPAGEのパフォーマーとして選ばれ、17年にデビュー。