ロックバンド・Ｋｉｎｇ　Ｇｎｕの井口理が３０日、自身のツイッターを更新し「ご報告。」と題した動画を掲載した。井口は「おはようございます。みなさんにご報告がありましてですね、文章にするとあまりにも気持ち悪くなってしまう可能性がありましたので、動画にまとめてるんですけれども」とただならぬ雰囲気で切り出した。

　井口は「ぼくがよく使っているＦＡＮＺＡという動画サイトがあるんです」とし、そこで３カ月ほど前に「新人のすごく推しの方を見つけた」と明かした。その新人のコメント欄に「よくない評価の方」がいたことを発見し、その新人に対して「人生初めてコメントをした」という。「励ましのコメントというか。次回作をどうしても出してほしかったんで。『負けずにがんばってほしい』と」と激励だったことも語った。

　３０日の朝にその新人のツイッターを見ると、井口のコメントをスクリーンショットし「励まされた」と投稿していたという。「ぼく、すっごくうれしかったんです。それが」としみじみ。「ここ最近で一番うれしかったことになるかもしれませんね。もしかしたら。『うわー、やった。これでがんばってくれるかもしれない』って」と気持ちを押し殺しながら、極力冷静に伝えた。

　「この気持ち分かりますかね。気持ち悪いでしょ。そうなんですよ。ぼく気持ち悪いんですよ」と苦笑い。「こんなことで一喜一憂してる自分の生き物としてのはかなさを感じました」と締めくくった。動画が投稿されたのは午前８時１０分。なおＦＡＮＺＡとは、アダルト作品を中心に扱うＥＣサイト。

　予想の斜め上を行く「ご報告。」に「井口さん」がトレンドワードとなった。ネットでは「わらった。サイコー」「大好きになりました」「中身がちゃんと井口さんで安心しました」「『井口さん』がトレンドに入ってるの、てっきり『ウエストランドの井口さん』だと思ってたら…違ってました」と大ウケだった。