爆笑紅白リハ 有吉、天国の上島さんにささげる歌唱も「塩まいた」
大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・20)のリハーサルが30日、東京・渋谷のNHKホールで3日目を迎えた。ダチョウ倶楽部の2人とともに純烈の応援ゲストとして“初出場”するタレント・有吉弘行(48)が登壇。今年5月に死去した上島竜兵さん(享年61)への愛ある“毒噴射”で笑いを誘った。また、司会陣も取材に応じ、3年連続で大役を務める大泉洋(49)が、得意のマシンガントークで爆笑会見をけん引した。
“初出場”する有吉弘行(48)は、5月に亡くなった恩人のダチョウ倶楽部・上島竜兵さんに愛ある毒を噴射した。
残されたダチョウの2人とともに純烈の応援ゲストを務め、メドレーの2曲目で猿岩石時代のヒット曲「白い雲のように」を歌唱。7人のセンターとして、13年ぶりにテレビ歌唱する。
上島さんの訃報を受け、ダチョウのリーダー・肥後克広(59)が「純烈のオーディションを受けます」とコメントしたことから純烈とのユニットが誕生。同ユニットが「白い雲のように」をカバーし、11月に有吉がラジオ番組から紅白にラブコールを送ったことで実現した奇跡のコラボとなる。
紅白が大好きだった上島さんにささげるステージに、肥後は「上島は今日もリハーサルで一緒にステージに立ってました。この辺に」と頭の上あたりを指した。すると有吉は「塩まいておきましたから」と笑わせ、周囲は「なんで撃退するんだよ!」「悪霊みたいになっちゃってる!」と総ツッコミ。寺門ジモン(60)は「有吉にしか言えないからね、これは」と関係性が深いからこその毒舌にうなずいた。
「白い雲のように」をリリースした96年にはお呼びがかからなかった紅白の舞台。なぜ出場を決めたのか聞かれ、有吉は「25年前に落選してますから、それを恨みに恨んでますから、恩讐(おんしゅう)を超えて、ここがチャンスと思って」と笑顔だった。