杉谷拳士「スポーツ王」最終打席でらしさ全開【ネタバレ】石橋貴明、引退に納得
テレビ朝日系「夢対決2023 とんねるずのスポーツ王は俺だ!!5時間スペシャル」が2日、放送され、昨年現役を引退した元日本ハムの杉谷拳士が2年ぶりに石橋ジャパンのメンバーとして出場した。
番組の名物企画「リアル野球BAN、」に登場した杉谷は、入場から「ただいまー!」と絶叫。侍オールスターの後輩、日本ハム・松本剛にからむなど持ち味を存分に発揮した。
試合では最終回、2点ビハインドの場面で打席に。二死満塁というシチュエーションで渾身(こんしん)の一振りを見せた。高々とセンター方向に上がった打球は吸い込まれるように「FINE PLAY」のボードに当たった。
監督のとんねるず・石橋貴明は思わず「そんな…」。杉谷はひざに手をつき、ガックリとうなだれ「14年間何やってきたんだよ、おれは!」と嘆いた。
石橋は「あいつ持ってねぇなぁ、やっぱり」と苦笑い。最後の杉谷の打球について「あれがちょっとズレてればサヨナラスリーベースですから。あれがFINE PLAYに行っちゃうところが、去年引退という判断は間違いなかったね」とバッサリ切った。杉谷は「打った瞬間に『これはもらった』と。ワンバウンドした時にちょっと右にズレたんですよ。『ウソでしょ!』って」と正直な思いを吐露した。
番組のラストでは引退セレモニーも行われた。感動的なあいさつをしたが、他のメンバーは先に引き上げ、杉谷だけが取り残される形に。「どんな終わり方よー!」とらしいツッコミを入れた。
杉谷はこの日、放送前の時間帯に自身のインスタグラムに石橋との2ショットを掲載。「プロ野球生活14年分の思いをバットに。。。。」と自身の“活躍”を予告していた。