Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚの五関晃一（３７）と塚田僚一（３６）が、大阪松竹座の開場１００周年記念舞台「夜曲～ノクターン～」（６月開幕）にＷ主演することが２日、分かった。五関は孤独で優しい新聞勧誘員で放火魔のツトム役、塚田は火事後の廃虚に７００年前からタイムスリップしてきた武士・十五役を演じる。

　歴史ある劇場の記念公演に、塚田は「ＫＡＴ－ＴＵＮのコンサートを１日１１回行ったり、Ｊｒ．の頃の思い出が詰まった場所。そんな松竹座で五関くんと一緒に主演をやらせていただけるのは本当にうれしい」、五関も「大阪松竹座１００周年を盛り上げたいと思います」と意気込んだ。

　７００年前の武士たちを長い眠りから目覚めさせてしまったツトムが、わけもわからぬまま過去の愛憎劇に巻き込まれていく不思議な夜の物語。五関はツトム役に「自分に自信がなく臆病な男ですが、やる時はやる強い心も持っています。そのことにツトム自身も物語の中で気付くのですが、そんな１つ１つの成長も丁寧に演じていきたい」と語った。