團十郎とSnow Man宮舘が初春公演初日を前に公開舞台稽古「身が引き締まる」
歌舞伎俳優の市川團十郎(45)とSnow Man宮舘涼太(29)が5日、新橋演舞場で初春歌舞伎公演「SANEMORI」(6~27日)を前に公開舞台稽古を行った。
昨年末に十三代市川團十郎を襲名して以降、最初の正月公演となるだけに「いつも以上に身が引き締まる思い」と高ぶる気持ちを口にした。團十郎と宮舘のタッグは同作初演となった2019年11月以来、約3年ぶりとなる。「SANEMORI」は古典歌舞伎の名作である「源平布引滝『実盛物語』」に現代風アレンジを加えた作品で「古典を守りながら新たな歌舞伎の創造へ挑戦していく姿勢を、私も十三代目としてしっかりと受け継いでいく所存です」と意気込んだ。
昨年10月の制作発表会見で、一人二役を演じることをサプライズ発表された宮舘は「お話をいただいてから初日を迎えるにあたり、たくさんの方々から愛のあふれるご指導をいただきました」。公開舞台稽古でも堂々とした振る舞いを見せるなど、存在感を放っていた。