甲子園で今年も成人式「二十歳のつどい」 高校野球のサイレンで式典開始
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兵庫県西宮市の成人式「二十歳のつどい」が9日、同市内の甲子園球場で行われた。同球場では2020年の初開催から4年連続。
開始前には同市出身のシンガー・ソングライターである、あいみょんの「双葉」が流れた。
高校野球の試合開始時に鳴り響くサイレンとともに式典は開始。冒頭では「コロナ感染対策のためマスクをしたまま、声を出さず、心の中で歌ってください」とアナウンスされ、国歌は演奏のみだった。
昨年4月に成人年齢が18歳に引き下げられ、18歳か20歳どちらで式を行うか悩んだという石井登志郎市長。「社会に出て1年以上たってからそれぞれ感じることがあると思う。進学や就職などいろいろな選択をした時にみんなで祝う方がふさわしいのではないか」と「二十歳のつどい」に決定した理由を明かした。
最後は会場の新成人ら全員で三本締めが行われた。